扁桃摘出手術の体験レポート その3
こんにちは。natoriumです。
1年前(2018年9月)に受けた扁桃摘出手術の体験レポートその3です。
その1:
その2:
今回は退院後から手術から半年の経過をいっきに報告します!
退院日
昼過ぎに病院から帰宅し、食欲もなくずっと寝てました。
それでも何か食べないと治らないのでどん兵衛作ったけど、5割程度しか食べられず・・・。
かさぶたはもうほとんど剥がれきった状態で、傷口が露出しきっていて乾燥して痛い様な感じでした。退院したものの、マスクなしで生活はできません。
退院2日目
食料がなかったので近所のスーパーに買い物に行きました。
本当は連日の喉の痛みで食事はとれておらず、買い物に行くような体力は残ってないですが、一人暮らしなので仕方ありません。
それでもふらふらしながら買い物を済ませることができました。
この日は買ってきたアイスをひたすら食べてカロリー摂取しました。
退院3日目
朝から友達と連絡をとって術後の経過報告をしていると、
「ラーメン食べれば治るよ」
といわれました。
確かに???
治るかも???
友人の言葉がきっかけでこの日はもうラーメンのことしか考えられませんでした。
昨日までの食生活からは考えられないほどレベルアップですが、食べたいと思ってしまってはもう止められません。
明日はラーメン屋に行くことにします。
術後の痛みでずっと塞ぎ込みがちだったのですがラーメンが食べられると思うと俄然気力が湧いてきました。
退院4日目
起床時の喉の痛みがかなり落ち着いてきました。薬がなくても我慢できる痛みです。
これがラーメンの力なのか?
そしてラーメンとご対面。麺をすするのはわずかながら痛むので、れんげの中に小さいラーメンを作ってそれを少しずつ口に運びます。
時間はかかりましたが完食に成功しました。
その後、痛みが悪化することなどもありませんでした。
退院5日目
友人のラーメン食べれば治るということばは本当でした。
この日、退院後初の診察で経過良好と言われました。
もう傷口が開く等の心配はなく、食事の制限もなくなりました!!!
退院12日後
この日は経過確認のためのおそらく最後の診察です。
前回の診察から徐々に痛みが消え、完全に普段通りの生活ができるようになっているのですが、少し気になることが・・・
- 扁桃があった空洞に食べかすが引っかかってしまうこと。
- 麺をすすると空洞の部分が振動し、音が鳴ること。
食事制限がなくなってから特に気になり始めました。
先生によると、扁桃をあった箇所は今は窪みになっているが、時間経過とともに窪みがなくなっていって気にならなくなるとのことです。
そして、今回の診察で、痛みが完全に消えたため今後の診察は不要とのことでした!
私は退院後に二度の診察を受けましたが、回復が早い方だと退院後一度目の診察で終わる方もいるようです。
摘出後半年(2019年3月時点)の経過
さて、手術受けようと決意した理由は三つありました。
これらは解決したのでしょうか?
1.「月に1回の発熱」が…
結果から言うと半年で二回発熱がありました。3ヶ月に1回の頻度です。
数字だけで見るとあまり変わらないように感じるかもしれませんが、手術前と明らかに違うのがどちらも39度に到達することはなく2日もあれば全快したという点。
発熱時の症状も当たり前ですが軽くなりました。
もちろん発熱している時は辛いですが、それでも手術前の発熱と比べると軽微に感じます。
2.「熱のないときでも扁桃のあたりが腫れている感覚と熱っぽさ。」
これは扁桃摘出して腫れるものがなくなったので当たり前に解決です!
手術前は常に腫れているような感覚で倦怠感があることから、これ以上無理すると発熱するんじゃないか?とおびえながら生活していました。
今では、もちろん仕事などで無理をしてしまうと風邪だったり熱っぽくなることはありますが、休息をとればすぐに落ち着くようになり倦怠感で悩むことはなくなりました。
3.「扁桃が腫れているため喉が狭くなりいびきをかくように。」
先生には扁桃摘出してもいびきが治らない人もいますと言われていたいびきですが、無事に治りました!
友人・彼氏にもいびきをかかなくなったと言われました。
眠りに入る直前は息苦しさで寝付けないことがありましたがそれらもなくなり、睡眠の質も向上したと実感します。
以上3つの問題は、完全に扁桃摘出によって解決しました!
術後すぐは痛みがなかなか治まらず手術を後悔しましたが、これらの結果を考えると摘出しておいてよかったと思えるようになりました。
しかし、
- 扁桃があった空洞に食べかすが引っかかってしまうこと。
- 麺をすすると空洞の部分が振動し、音が鳴ること。
これらはまだ改善していません。
半年経っても改善しないってどれだけ空洞大きかったんだ・・・
先生の話では私の扁桃は喉に埋没するような形で肥大していたので余計に空洞が大きいのかもしれません。
まだ空洞の問題は解決していませんが、特に熱など発熱やいびきなどの悩んでいたことは解決し、半年経って手術を受けてよかったと思えるようになりました。
以上、退院後から半年まで経過でした。
次回は術後1年までの経過報告をしていきたいと思います。